ドケチの日商簿記検定勉強法(3級・2級)


今日は資格勉強の話をしようと思います。

まえがき

筆者は昨年(2025年)の10-12月にかけて、簿記を勉強し、 日商簿記検定 ↗ を受験しました。

今、あえて簿記を勉強するモチベーションは、

  • 勤務先が会計領域のソフトウェアを取り扱っているにもかかわらず、ほとんど知識がなかった
  • 財務諸表を読めるようになって、世の中の企業について詳しくなりたい
  • あわよくば、投資にも活かしたい

というものでした。

勉強するにあたって、「なるべくコスト(お金)をかけたくない!」とドケチ精神を発揮し、「受験料以外1円も払わず」2級合格までたどり着きました。

このちょっと変わった勉強法がネタになりそう、と思ったので、筆者の体験をまとめてみます。

ちなみに、万人におすすめできるようなやり方ではないです。「こんな勉強の仕方する人もいるんだー」と1つのエンタメとして捉えてください。

スコア公開

本題に入る前に、筆者のスコアを開示します。自慢タイムです。

  • 3級:100/100(2025/10/18 受験)
  • 2級:90/100(2025/11/20 受験)

3級、2級ともに CBT 形式で受験しました。

CPAラーニング

これがほんとにすごい!

簿記を勉強する上で、筆者が最も恩恵を受けたのが、 CPAラーニング ↗ です。

老舗の公認会計士資格スクールを主要な事業としている CPAエクセレントパートナーズ株式会社様 ↗ が運営するオンラインサービスで、無料(要会員登録)で以下のコンテンツが利用できます。

  • 教科書・問題集・映像授業(3級〜1級)
  • CBT 模試(3級・2級)

公認会計士を目指す人を教えている会社が運営しているだけあって、教材・講師陣の質はとても高いです。これほんとに無料でいいんですか!

日商簿記検定を通して会計学の世界に入門する人が増える → 本業である公認会計士の講座の受講者が増える、という構造になっているのでしょうか? もしそうなら、最高にかっこいい社会貢献だと思います。

このサービスに限っては、「全ての人にオススメできる」と断言できます。これから簿記を勉強する人は、まず CPAラーニングを試して、合わなければ他の有料教材を検討する、という流れを推奨します。

3級勉強法

ここからは各試験に向けて実際にやったことを振り返ります。ざっくり以下の流れで勉強を進めました。

  1. CPAラーニングの教科書を読みながら例題を解く
  2. ひたすら仕訳を練習
  3. CPAラーニングの CBT 模試を3回分解く
  4. 受験

まずは、教科書を読んでインプット、例題でアウトプットという基本を踏襲。当初は、映像授業と一緒に進めていましたが、視聴に時間がかかるというデメリットが目につきました。 教科書を読むだけで理解できる分野に関しては、映像授業なしのほうが圧倒的にタイムパフォーマンスがよいので、教科書のみで進めることに。

一通り教科書を読んだら、後はひたすら仕訳の練習です。このステップでは CPAラーニングの問題集はもちろん、無料で使える Web サイトを複数活用しました。

3級レベルの仕訳をマスターした後は、CPAラーニングの教科書に戻って決算の問題などを繰り返し解いた時、CBT 模試で合格点を取れることを確認し、受験に臨みました。

2級勉強法

3級に合格した勢いで、2級の勉強に取り掛かりました。2級は試験範囲が広いですが、勉強の進め方は3級とほぼ同じになりました。

  1. CPAラーニングで商業簿記の教科書を読みながら例題を解く
  2. ひたすら仕訳を練習
  3. CPAラーニングで工業簿記の教科書を読みながら例題を解く
  4. CPAラーニングで工業簿記の問題集を1周解く
  5. CPAラーニングの CBT 模試を3回分解く
  6. 受験

3級と同じく、タイパを重視して映像授業は利用していません。振り返ると、税効果会計と連結会計に苦戦して、教科書の記述内容を中々腹落ちさせることができていませんでした。ここは映像授業を活用するべきでしたね。

仕訳練習は、 合同会社トリップス様 ↗ が開発・運営するモバイルアプリ( iOS ↗ Android ↗ )を利用しました。 丁寧な解説と数値選択式のUIのおかげで、効率的に仕訳をマスターすることができました。

その後は、3級同様、決算等の練習問題を CPAラーニングの問題集で解きました。

そして2級で新たに現れるのが「工業簿記」です。こちらは、教科書を読んだ段階では「よくわからん」となっていたのですが、問題集を1周するころには「なんかいけそう」となっていました。

試験範囲の勉強が一段落した後は CBT 模試で腕試し。3回とも90点以上を取れたので、高確率で合格できると踏んで受験しました。 本番では決算問題が2問(連結会計・製造業会計)出題され、模試よりかなり時間がかかってしまいました。本番中はかなり焦りましたが、無事合格できてほんとよかったです。

まとめ

以上、筆者が1円も使うことなく簿記を勉強した話でした。

正直 CPAラーニングが無料・高クオリティなので、「変わった勉強法」とは言えないかもしれません。これから日商簿記検定を受験される方はぜひお試しください。

なお筆者はその後、1級の勉強もしています。「商業簿記・会計学」「工業簿記・原価計算」の両方について、教科書と例題を1周しました。2級に比べると格段に難易度が上がっていて、映像授業もかなり活用しています。

正直なところ、お金をかけずに1級合格までたどり着けるかは怪しいと思っていますが、もし1級に合格できたらまた記事にしたいと思います。

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